NGC7331&SQKansei100
前回は早く画像を見たく、かなりはしょった画像処理だった。
出来上がった絵を見て、まあこんなものだろうと思っていた。

週末から文化祭のお手伝いやトラブル等もあり、いささか疲れ気味。
火曜になりやっと疲れも取れたので、もう一度画像処理を行ってみると、
まるで違う絵となりいささか驚いた!

前回は背景のカブリ補正にABEを使ったが、今回は少しめんどくさいDBEで3度処理。
PCCは同じだがStetchはArcsinStretchではなくMaskedStretchを使用。

このStretchを使うと非常に軟調な画像になるため、あまり好きではなかったが、
明暗だけでなく微妙な色も表現できてビックリ。
※銀河渦巻の青が出た!

ArcsinStretch後の画像は非常に硬調で、
いくら彩度を上げても青はでてこなかったのに・・・

最初から硬調で攻めたのじゃ、
見えるもの(データにあるもの)も見えなくなると言うことでした。
良いお勉強ができました。

【メモ】
前回と異なる処理はTGVDenoiseを用いて若干ノイズを軽減したこと。
またマスク処理により微光星の明るさを少し抑えたこと。